編 集:坂口啓子/浜 六郎 発行所:特定非営利活動法人医薬ビジランスセンター 本書の概要 「薬のチェックは命のチェック」季刊誌 第3号
「高血圧治療の原則/新基準は妥当か?」
いまや合計4300万人が高血圧およびその傾向がある。本当の高血圧ならば、血圧コントロールはとても大切であり、服薬指導の大切な分野の一つ。
ところが、1999年にWHO/ISH(世界保健機構/国際高血圧学会)が、降圧目標値を130/85未満とし、日本でもこの基準を採用従来の境界域より低い値が目標値。
この基準なら5000万人が治療対象。薬剤費は年間余分に1兆円必要
・目標値決定の根拠データを検証 ・基準値の変更による影響の詳細(人数、薬剤費、死亡数推定根拠) ・血圧が高くなる原因、生活習慣やストレスが血圧を高くする理由 ・血圧を測る際の注意、特に深呼吸することで血圧が下がる ・病院で測る場合と家庭で測る場合と、どれくらい違うか? ・現在降圧剤を使用している人でも生活習慣を改めれば薬が必要なくなる ・血圧降下剤の種類、作用のし方、副作用や害、長期使用の影響 ・医師、薬剤師の方々にとっては、患者への説明に必読! 内 容
■特集 高血圧 高血圧治療の原則/新基準は妥当か? 血圧は絶えず変動して当たり前 高本 英司 高血圧と前立腺肥大症-αブロッカーで一石二鳥? 木元 康介
■連載 みんなのやさしい生命倫理 谷田 憲俊 棄薬のススメ? 春本 幸子 新薬承認のカラクリ ■取り組み 複数の医療機関で異なる処方箋が出た場合 テオドールシロップで脳症に ■特集その2 糖尿病のみなさん 足元にも注意を! 林 敬次
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