薬のチェックは命のチェック季刊誌 No.13のご案内 |
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仕 様 ■B5判 80ページ ■定価:本体1200円+税 ■ISBN:4-901402-16-1 ■制作:(株)GU企画 ご注文はこちら |
編 集:坂口啓子/浜 六郎
発行人:浜 六郎 発行所: 特定非営利活動法人医薬ビジランスセンター 本書の概要 「薬のチェックは命のチェック」季刊誌 第13号 特集(不安 パニック障害 くすり)
今回は、前回で話し尽くせなかったこと、特に「不安」に焦点をあてました。 海外からのメッセージは、英国で長年、市民の立場から薬の問題に取り組んでこられた、 チャールズ・メダワーさんです。日本でも数年前から使われ始めた新タイプの「抗うつ剤」、 いわゆるセロトニン再取り込み阻害剤(SSRI:日本での商品名はパキシルなど)による 薬害問題を社会に認知させた中心人物です。 SSRIは本来「抗うつ剤」。ところが「不安」からくる「パニック障害」にも有効とされて 急速に使用範囲が拡大しました。その一方で、依存や自殺が服用後短期間で起きていて患者や家族が そのことを訴えているのに、医師によく理解されず危険性の認識が広がらないのです。 メダワーさんらの調査ではっきり見えてきた、「不安」に対する新薬SSRIの問題点、患者と医師の 副作用のとらえ方の大きな「隔たり」を中心に考えてみたいと思います。 本当に治療の必要な「パニック障害」について梅田忠斉さんに解説してもらいました。 内 容 ■特集 不安 パニック障害 くすり 不安は「解決」の原動力 浜 六郎 少し不眠の人が長生き? 浜 六郎 「寝起きが悪い」と幼なじみの父親に言ったばかりに 瀬川 雄介 病的不安は本来の力を奪う 梅田 忠斉 新「抗うつ剤」SSRIの害は日本にも 患者用薬の説明書(パロキセチン) ■連載 映画の中の薬 アルコール 木元 康介 みんなのやさしい生命倫理(13) 谷田 憲俊 リレーエッセイ かぜの季節を迎えて 春本幸子 編集長インタビュー 瀬川 雄介さんに聞く 薬を止めることが人生の目標だった 行ってきました 「第5回薬害根絶フォーラム」 番外編「日本脊髄障害医学会で発表してきました」 ぷち いのちジャーナル 小さな産院の「抜本的見直し」が問いかけるもの 松本 康治 EBM超入門 RCTのポイント「ランダム化」 結果の信頼性を高める「ブラインド化」 北澤京子 ■新連載 市民の視点 例外のないカルテ開示 勝村 久司 ■トピック 患者への情報の大切さ 解熱剤に関するアンケート 浜 六郎 質問箱 ■NOPJIPの提言 薬による重大な被害情報は患者からも受け付けよ 浜 六郎 |