薬のチェックは命のチェック季刊誌 No.14のご案内

仕 様
■B5判 80ページ
■定価:1260円(本体1200円+税5%)
■ISBN:4-901402-18-8
■制作:(株)GU企画

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編 集:坂口啓子/浜 六郎  発行人:浜 六郎
発行所: 特定非営利活動法人医薬ビジランスセンター
本書の概要
「薬のチェックは命のチェック」季刊誌 第14号

特集(胃薬)
 食べ物の消化吸収という、わたしたちの日常生活と密接に結びついている胃薬。ところが 「医者の処方でこれまで使われてきた胃潰瘍の薬が本当は効いていなかった」ということが 新聞に載って話題になりました(注1)。国の研究班が作成した『EBMに基づく胃潰瘍診療ガイドライン』 (じほう、2003年4月発行)によると、ごく普通に処方されてきた胃潰瘍の薬の評価が 低いのです。医者が処方してきた胃潰瘍の薬が効かないのなら、市販されている胃薬は 効くのでしょうか?胸焼けや胃もたれしないために、「お酒の前に飲む薬」 が宣伝されていますが、これは本当に効くのでしょうか?コンビニエンスストア などでも買えることになる胃腸薬は効くのでしょうか。害はないのでしょうか。
 今回は、胃腸薬のうち、胃薬に焦点をあてて、消化器病が専門でNPO法人医薬ビジランスセンター 理事でもある谷田憲俊さんに聞きました。
 (腸の薬については次号で特集します。)


注1:例えば、2004年1月22日、朝日新聞

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 内 容
 ■特集 胃薬
   胃薬、胃薬って何のため? Q&A      谷田 憲俊
   鎮痛剤による潰瘍
   たかが胃薬とあなどるなかれ         浜 六郎
   前号特集
「不安 パニック障害 くすり」への投稿(補足)  梅田 忠斉
 ■連載
   映画の中の薬 吸入麻酔剤          木元 康介
   みんなのやさしい生命倫理(14)
     インフォームド・コンセント(2)    谷田 憲俊
   リレーエッセイ うむ、うまれるにつつまれる 芦田千恵美
   薬害の歴史(9) 鎮痛促進剤        出元 明美
   ぷち いのちジャーナル
     助産師教育の退行現象          松本 康治
   市民の視点 レセプト開示の本当の意味は   勝村 久司
   EBM超入門  RCTのポイント
     治療必要数(NNT)を計算してみよう   北澤 京子
 ■トピック
   喘息用吸入剤フルタイド(一般名フルチカゾン)は危険
                         浜 六郎
   キノホルムはアルツハイマー病の特効薬?   春本 幸子
   「情報」で解熱剤の服用態度は変わる
 ■NOPJIPの提言
   HARLOT社は日本でも活躍中         浜 六郎
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