薬のチェックは命のチェック季刊誌 No.17のご案内

仕 様
■B5判 80ページ
■定価:1260円(本体1200円+税5%)
■ISBN:4-901402-22-6
■制作:(株)GU企画

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編 集:坂口啓子/浜 六郎  発行人:浜 六郎
発行所: 特定非営利活動法人医薬ビジランスセンター
本書の概要
「薬のチェックは命のチェック」季刊誌 第17号

特集(がんの予防と治療)
 2004年11月20日(土)〜21日(日)の2日間にわたって開催した「第4回医薬ビジランスセミナー」の テーマは「○×△の壁は崩せるか? 見直そう、予防と治療のEBM」でした。
 いったい今、医療はどうなっていて、今後どうなっていくのだろう。EBMが叫ばれて久しいけれども、健康な人、薬など不要な人に薬が処方され、 金を使って逆に体を悪くする。ものすごい壁が私たちの前に立ちはだかっています。本誌が問題を指摘してきた薬剤や、治療指針(ガイドライン)そのもの、そして、それらが意識して作り出している医療の仕組みについて考えざるを得ません。
 健康維持にちょうどよいコレステロール値の人が高脂血症という病気にされる。降圧剤を使うと自立度が下がる高血圧症の治療基準。がん死亡が減るわけでもないのに早期発見・早期治療を勧めるがん検診とがん治療。わずか5ヶ月で承認され多数の死亡者を出した肺ガン用剤イレッサ、恐怖をあおり普及させようとする効かないインフルエンザワクチン。世界使用量の70%以上のタミフルを使う日本の異常な医療。ちょっとした不安や不眠は安全の証拠なのによく使われる睡眠剤や安定剤、抗うつ剤などなど。
 2005年の「薬のチェックは命のチェック」では、セミナーで扱ったテーマを中心に、それに肉付けしながら、問題点を扱っていく予定です。
 今回は、セミナー初日のテーマ講演「がん検診は予防になるか」(大島明:大阪府立成人病センター調査部)を紹介します(以後の特集予定は15,17ページの「編集部:」を参照してください)。

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 内 容
 ■特集1
   がん検診は予防になるか           大島 明
   セミナー参加者の声から
   第4回医薬ビジランスセミナー事務報告
 ■特集2
   フッ素はあらゆるがん、あらゆる病気を増やす
                     Q&A 浜 六郎
 ■NPOJIPの提言
   混合治療:私費医療の拡大で
        医療も薬剤も無政府状態に     浜 六郎
 ■連載
   インタビュー
     薬害肝炎 訴訟原告 山口 美智子さんに聞く
   ぷち いのちジャーナル
     再び、ニセ助産師について        松本 康治
   山郷から ほろし神さん           住吉 純子
   みんなのやさしい生命倫理(17)
     延命医療中止は自殺幇助にあたらない   谷田 憲俊
   市民の視点
     専門家不在の医療            勝村 久司
   映画の中の薬 がんの治療薬         木元 康介
   リレーエッセイ 諦めてはだめ        春本 幸子
   EBM超入門
    世界中のエビデンスをまとめて伝える
    コクラン共同計画             北澤 京子
   行ってきました
    その1 第32回日本救急医学会のステロイドに関する
         パネルディスカッション     木元 康介
    その2 国際アルツハイマー病協会国際会議 春本 幸子
   美味礼賛
   質問箱
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