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CTとはコンピューティド・トモグラフィー、つまりコンピュータを使ったエックス線断層撮影のこと。普通のレントゲン撮影は胸なら胸の広さの太い放射線をあてて、透過してきたレントゲン線をフィルム上に感光させて見る。しかしこの方法では胸のレントゲンなら肋骨や心臓などの影響を受け、病気の部分が小さい場合には特に鮮明な像が得られない。 断層撮影は骨などの邪魔者を除いて体の内部を断面として見るための方法がである。つい最近まで肺結核の診断などに使っていた断層撮影では、体を縦切りにした像を作り出すが、CTの像は体を輪切りにした面での像を見る。 まず極めて細いX線、または薄い扇型のX線を体の表面から照射し、反対側の検出器でこれを感知する。これを輪切りの断面上で回転させながら走査して得られたX線の情報をコンピューターでデジタル処理して画像を再構成し、少しずつ撮る断面をずらして、いくつかの断層像をフィルム上に映し出す。イギリスがこの技術の発祥の地だが、人口あたりのCT保有台数では日本は世界のトップだ。 普通のレントゲン撮影は調べたい部分を全部カバーする幅広い放射線を当てて、透視してきたレントゲン線をフィルム上に感光させる。この方法では、例えば胸なら肋骨や心臓などの影響を受け、患部が小さい場合には、ぼんやりした画像になってしまう。しかし、CTでは極めて鮮明な画像が得られる。 撮影に要する時間は、検出器の数や走査技術、コンピューターの能力の向上でぐんぐん短縮されてきた。当初1回の断層撮影に20分以上かかったため、静止できる頭しか撮れなかった。最近では技術の進歩で、体をずらしながら秒単位でCTが撮れるようになってきたので、おなかや胸全体のCTが1回の息止めで撮れるようになった。受診者の負担が少ないうえ、診断の精度が高まるという利点がある。
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