line1_1.gif

 

star01e.gif インフルエンザ 大流行するのはA型star01e.gif

 

 

  

 1998/1999 年冬のシーズンは約80万人程度で、その前の年の約60%。5−14歳の年齢層の人口の約6%がインフルエンザにかかったことになる。

インフルエンザは、大きく分けてA型、B型、C型の三種類のウイルスで起きる感染症だ。大流行するのはA型で、症状は強いが治りも早い。学校や養護施設など密集した集団では50%以上がかかることもあり、世界的な大流行では人口の10〜30%がかかる。

 C型はほとんど流行することがなく、症状は軽いが長引くことが多い。B型は流行しない年とする年があり、症状の強さや経過はAとCの中間。

A型インフルエンザは特に変化(変異)しやすく、過去になかった型へと大きく変異した時には世界的な大流行を起こす。1918年のスペイン風邪では、全世界で2000万人が死亡したといわれるが、最近30年間は、そのような世界的大流行はない。温暖化や栄養の改善が関係あるかもしれない。

 潜伏期は1日から3日間で、症状は発熱をはじめ、鼻水やのどの痛み、咳が出る、筋肉や関節など体のあちこちがだるくて痛くなる。咳は別にして、他の症状はふつう2〜7日で治まる。他人に移したら治るといわれるのはこのためであろう。症状が出現してから3〜5日間は感染力を持っている。B型やC型では他の症状も長引くことがある。

(日経新聞1999年3月29日付け改訂)

 

 

line1_1.gif