(2008.08.06号)
『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No113
タミフルで
厚生労働大臣に10通目の要望書を提出
タミフルが異常行動や突然死を起こすとの因果関係を認めるかどうかの議論が大詰めを迎えてきましたので、8月5日舛添要一厚生労働大臣宛にあらためて要望書を提出しました。
要望事項
- リン酸オセルタミビル(タミフル)と突然死、異常行動後事故死の因果関係を認めること。
- そのために、リン酸オセルタミビル(タミフル)異常行動との関連を調査した廣田班中間報告を撤回し、正しい集計をし、関連があることを公にすること。
- 多数の死亡が観察されたことが伺える7日齢の幼若ラットを用いた新たな毒性試験結果を速やかに公表し、第三者が関連の有無を検討できる状態にすること。
- その他、多数の因果関係を示唆するデータを正当に評価して関連が強いことを認めること。
- 突然死についても因果関係を認めること。
- 本来は全年齢で使用中止すべきであるが、それができない場合でも、少なくとも添付文書の「警告」欄に「突然死の危険性」について記載すること。
- さらに、遅発型の反応(肺炎、敗血症、糖尿病、遅発型精神神経症状など)等との因果関係の可能性を認め、添付文書に記載すること。
詳しい内容は要望書pdf版をご覧ください。
市民患者が「ほんまもん」の情報を持つことが真の改革につながる
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