高齢者とくすり第2弾は「高血圧とくすり」です。
血圧は低いほうがいいのでしょうか?
高い血圧は薬剤を飲んで下げるほうがいいのでしょうか?
「高血圧症」と診断された読者からの相談に浜医師が答える中で、必ずしも血圧を薬剤で下げる必要はない、
ということがお分かりいただけると思います。
「血圧が高い」と医師が診断する根拠は「高血圧治療ガイドライン」なのですが、これは正しいのか?
年相応の血圧値はどのくらいなのか。
どの程度の血圧値ならば薬物治療をしたほうがいいのか。
そういうことを今回はみていきます。
(次号も「高血圧とくすり」を取り上げます)
特集 高齢者とくすり(2)高血圧とくすりパート1
■ ガイドラインが病人をつくっている ー 相談例3つ:浜六郎さんに聞く
血圧が高めだけの場合:気分がフワーっとするのは降圧剤が原因でしょうか?
心臓バイパス手術をした場合:12種類のくすり、全部飲むべきでしょうか?
腎臓がん手術後:77歳、血圧120なのに下げるの?
■ 高血圧治療ガイドラインってどんなもの?
治療方針はどう変化してきたか 編集部
目標は「元気で長生き」 浜 六郎
高血圧と言われたら、薬を飲む前に
■ 医師の“わかりやすい説明”にご注意を 隈本邦彦
■ 脳梗塞後のリハビリと薬 ー チーム医療で薬を減らしてリハビリが進んだ
連載
■ リレーエッセー 年のはじめに仲間と語り合ったこと 春本幸子
■ 医師国家試験に挑戦しよう! 木元康介
■ コーヒー無礼区 坂口啓子
■ みんなのやさしい生命倫理(38)生老病死(8) 谷田憲俊
海外情報 番外編
■ タミフルの効果に疑問符 林 敬次
第6回医薬ビジランスセミナーから
■ アトピーへのステロイドの影響 藤澤重樹
ー 長期に使うほど自然治癒を遅らせる
<編集部より>補足
■ アトピー皮膚炎はアレルギーではない 浜 六郎
ー 内因性アドレナリン・ステロイド離脱仮説
■ 参加者との質疑応答
■ ステロイド外用剤の害(副作用) 編集部/隅田さちえ
■ 付録:主なステロイド外用剤の強さ一覧
その他
■ 質問箱(1)主治医に紹介状を書いてもらうには
(2)口内粘膜へのステロイド外用剤の長期使用は大丈夫?
(3)垢では死なないとは言うものの、ほんとに大丈夫?
■ 読者の声
■ 医師国家試験の解答
■ 書評
■ 用語解説
■ 次号予告:高齢者とくすり パート3:高血圧とくすり(2)
■ バックナンバー一覧
■ 書籍申込用紙
■ 編集後記/奥付