皮膚疾患治療ガイドライン
本書の概要
ありふれていながら分かりにくい皮膚疾患。どの科の医師にとっても 適切な対処は大切。だが「発疹があればステロイド」と「ワンパターン」処方となって いないだろうか。皮膚疾患を単なるパターン認識ではなく、適切な定義にもどって認識 し直してみては?
治療に関する根拠が簡潔に記載されている。薬剤を使用する前に 対処することがある時にはそのことがはっきりと記載されている。ついで薬剤選択の順序と 使用期間が明快に述べられている。本書は皮膚科以外の医師の日常診療に必ず役立つと 考える(監修者序より抜粋)。
内容
- 皮膚病変の形態学
- 皮膚の部位による鑑別診断
- 皮膚生検
- 臨床上のコツ
- 薬剤の基礎知識
- 外用療法の基本原則
- 座瘡
- 水疱症
- 結合組織疾患
- 接触性皮膚炎と他の職業性皮膚疾患
- 皮膚血管炎
- 皮膚炎
- 薬疹
- 緊急皮膚疾患
- 陰部皮膚疾患
- 毛髪疾患
- 感染性疾患
- 昆虫由来の皮膚疾患
- 発疹のない痒み
- その他の皮膚疾患
- 爪の疾患
- 口腔病変
- 小児皮膚疾患
- 色素沈着
- 妊娠中の発疹
- 乾癬
- 酒さ
- 脂漏性皮膚炎
- 日光傷害、ほくろ、日光角化症、皮膚癌
- 発汗関連疾患
- 潰瘍
- 蕁麻疹、血管浮腫
- 外傷
- 資料1.妊娠、授乳時の皮膚疾患用薬剤
- 資料2.情報集
- 医薬品の一般名/商品名対照
- 索引
- 原著:オーストラリア治療ガイドライン委員会(Therapeutic Guideline Limited)
- 編訳:医薬品・治療研究会/医薬ビジランスセンター
- ■A5判 362ページ
- ■定価(税別):3700 円
- ■ISBN4-901402-17-X
- ■発行 NPO法人 医薬ビジランスセンター