精神疾患患者の治療に関する最新のエビデンスと執筆グループの各人の臨床経験を盛り込む事によって、これらの進歩が、今回の第4版に繁栄されている。全ての章が改訂されたが、とりわけ薬剤療法の分野での大きな変化のゆえに次の5章では 大幅な書換えが必要であった。急性興奮患者、アルコールおよび薬物関連障害、精神分裂病、気分障害、通常小児期、青年期にはじめて診断される障害。
摂食障害についての章、向精神薬に関する情報源のリストを追加した。(原書序文より)
この本は、精神科以外の医師、研修医、薬剤師の皆さんに読んでいただきたい「治療ガイドライン」だが、もちろん、精神科専門医師も、エビデンスに基づく向精神薬療法の再整理に役立てていただけるものと信ずる。
原著部分で基本的な知識を身につけ、訳補で、特に日本の現状で強調すべき問題点を知っていただき、一人でも多くの方が、日常の診療に役立てていただければ、翻訳陣、監修者としてこれほどうれしい事はない。(監修者序文より)