原著:WHO専門委員会レポート、編訳:浜 六郎、別府宏圀/三省堂
日本の薬には不必要で安全も効果も証明されていないものが多い。本書は、効果が科学的に証明され、長年の使用により安全性も確認され、しかも安い、世界的に選び抜かれた必須医薬品のリストを初めて日本で翻訳紹介する。
オビの推薦文
【推薦者/慶応大学医学部付属病院 近藤 誠医師】
あなたの薬は本当に必要か? 日本は無用・有害な薬だらけ。本書でチェックして、もっと薬を減らそう!
日本は医者が処方できる薬の多さが世界有数。その8割以上は、認可のデータ的根拠がうすいか、あいまいで、半面、副作用はしっかりある。つまり日常診療の場で医者が処方している薬の大部分は無用であったり有害なものである。本書は、”日常診療のほとんどはこれさえあれば充分”という世界の基本薬を載せており、医療従事者にとってよい参考書になるし、患者の側から医療を変えるための大きな力にもなる。
医療被害をなくすためにも、もっと薬を減らそう。
■A5判 268ページ / ¥1,800 (税別)
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