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書評コーナー

薬のチェックは命のチェックで取り上げた書籍を紹介しています。

季刊誌8号より

成熟した死の選択 インフォームドチョイス

鎌田みのる 高橋卓志 共著/医歯薬出版

成熟した死の選択 インフォームドチョイス

諏訪中央病院院長の鎌田氏は、著書『がんばらない』で、末期患者さんの命の過ごし方 、人生最後の時間の大切さを語っています。本書『成熟した死の選択』では、住職の高橋 卓志氏との書簡交換形式で、死を目前にした患者さんとの交流を通し、本当のインフォー ムドチョイス(十分な情報の提供があっての選択)とは何なのかを、やさしい言葉で語っ ています。

日常の生活の中で、実は最も大切な最後の時について、私たちは十分に語り学ぶことを 避けて通りがちです。二人の著者は、「死」を正面から語り、成熟した死の選択は、残さ れる者にとっても心を救われる道であることを教えてくれます。


■242ページ、¥1,800 (税別)

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