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書評コーナー

薬のチェックは命のチェックで取り上げた書籍を紹介しています。

季刊誌12号より

小児科へ行く前に 子どもの症状の見分け方

アマンダ・ベネット、ジョン・ガーウッド著/青木玲訳/山田真日本語版監修/ジャパンマシニスト社

小児科へ行く前に 子どもの症状の見分け方

「子どもが目の前で苦しんでいる、どうしたらいいの?」「どんな風に対処すればいい の?」「対処の仕方がわからない・・・」「ひとまず手当てはしたけれど、これでよかったの?」そんな疑問に始まって、「病院に連れて行くべきか、あるいは家庭で対処できるのか」こんな疑問も当然出てきます。

そこでこの本の出番です。この本を読めば、こういった疑問も「ふむ、納得」です。医学的知識を持っていない人にも、子どもに起こりやすい症状を12項目−熱、便秘、せき、泣く・痛がる、下痢、耳、目、はれ・こぶ・すり傷、鼻、皮膚、尿、嘔吐−に分けて、わかりやすく、読みやすく解説されています。そして、子どもに出ている症状を各項目のチェックリストで見分けることができます。 小児科医である監修者の山田真さんの経験に照らし合わせた、子どもの症状の見分け方、日本の現状などもコメントされており、いわば「子ども医学書」です。(ど)


■単行本: 274ページ/¥2,300 (税別)

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